Amazon Web Services ブログ

Category: Content Production

【開催報告 & 資料公開】AWS メディアセミナー 2025 Q2~ NAB Show 2025 の recap ~

2025 年 5 月 15 日に開催したウェビナーでは、2025 年 4 月にラスベガスで開催された NAB Show 2025 における AWS 展示の振り返りを行いました。AWS 展示では従来の放送を超えた新しいエンターテインメント体験の創出をテーマに、スポーツエンターテインメント、ファンエンゲージメント、没入型技術、ラジオ/ポッドキャストなどの多面的なソリューションを提案しました。F1 シミュレーターを使用したeスポーツ体験や、放送局向けのクラウドベースのソリューション、さらにコンテンツ制作からビジネス支援まで幅広い業務の革新を可能とする Amazon Nova や Amazon Bedrock などの最新 AI サービスを展示しました。

AWSがレンダリングパイプラインのための Open Job Description を導入

Amazon Web Services (AWS) は、スタジオやレンダーソリューション間で移植可能なレンダリングジョブを定義するための、新しく、柔軟で、オープンな仕様の Open Job Description (OpenJD) を発表しました。レンダリングパイプラインは、プロジェクト、技術、管理上の決定によって大きく異なります。OpenJD は、互換性を最大化し、複雑さを軽減し、これらの要因が必然的に変更される場合に、パイプラインをより簡単に適応させることができるように設計されています。レンダリングファームのコンピューティング管理ソフトウェアである AWS Thinkbox Deadline のチームが開発した OpenJD は、現在パブリックレビューとコメントを受け付けています。私たちは開発者コミュニティの方からこの新しいレンダリングサブミットの仕様に関するフィードバックをお待ちしています。

AWS Deadline Cloud 用の conda パッケージとチャネルの作成

このブログ記事では、独自の conda パッケージを作成し、Amazon S3 バケットに conda チャネルをホストして、そのパッケージを Deadline Cloud のレンダーワーカーが利用できるようにする方法を説明します。依存関係のない完全なアプリケーションをパッケージ化したり、conda-forge コミュニティによって維持・ホストされている数千のパッケージを元に作成することができます。カスタム conda パッケージとチャネルを利用できるので、Deadline Cloud のパイプラインを拡張し、事実上あらゆるクリエイティブ ツールをサポートすることができます。