Amazon Web Services ブログ

【開催報告 & 資料公開】進化した Amazon EKS で Kubernetes の運用をシンプルに

みなさんこんにちは!
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 ソリューションアーキテクトの後藤です。

2025 年 4 月 17 日に「AWS オンラインセミナー: 進化した Amazon EKS で Kubernetes の運用をシンプルに」をオンラインで開催しました。

本イベントは、初期セットアップや Kubernetes クラスターに関連する機能の更新にかかる手間を減らす Amazon EKS の新機能である Amazon EKS Auto Mode のリアルな活用方法と、適材適所なマネージド Kubernetes 環境を実現する Amazon EKS Hybrid Nodes によるハイブリッドアーキテクチャを紹介しました。また Amazon EKS を含む AWS 環境におけるプラットフォームエンジニアリングの実践例を通じて開発者体験を向上するアプローチについても解説しました。

セッションの紹介

AWS メンバーから、Amazon EKS に関する 4 つのセッションを 2 時間でお届けしました。本記事の中に資料のリンクを記載しておりますので、ぜひご活用ください!

Kubernetes の運用をシンプルにする Amazon EKS のアプローチ

AWS 事業開発マネージャ 中村 健太郎
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AWS 事業開発マネージャ 中村より、Amazon EKS を活用した Kubernetes の運用をシンプルにするアプローチについて解説しました。Kubernetes の利用が広がる中で、Amazon EKS も進化しており有効活用していただけるシーンが増えてきています。この進化により Kubernetes をより扱いやすいものにし、クラウドでもオンプレミスでも今までより幅広いお客様に活用していただけるようになっています。Kubernetes 環境の運用を効率化し、開発者体験を向上するための時間を確保することで、更にシステムが改良されビジネスへの貢献に繋げられるのではないかと考えています。最新の Amazon EKS を活用することで、どのような課題解決を解決し、どのような成果に繋げることができるのかについてお伝えしているので、AWS コンテナサービスの現在地と解決できる課題について理解したい方は、ぜひ資料をご確認ください。

運用効率を上げる Amazon EKS Auto Mode のリアルな活用方法

AWS ソリューションアーキテクト 祖父江 宏祐
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AWS ソリューションアーキテクト 祖父江より、Amazon EKS Auto Mode の活用方法についてデモを交えてご紹介しました。Amazon EKS の運用オーバーヘッドを削減することを目的として、2024 年に Amazon EKS Auto Mode がリリースされています。Auto Mode では、最適なインスタンスの選択、リソースの動的なスケール、コストの継続的な最適化、コアアドオンの管理、AWS セキュリティサービスとの統合が行われるため、Kubernetes の深い専門知識がなくてもクラスター管理を自動化できます。現在 Amazon EKS を活用いただいている方、あるいはこれから Amazon EKS を活用していく予定の方は、ぜひ資料をご確認いただき、Auto Mode についての理解を深めて頂けると幸いです。

EKS Hybrid Nodes によるハイブリッドクラウド環境における Kubernetes 運用体験の統一

AWS ソリューションアーキテクト 鈴木 祥太
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AWS ソリューションアーキテクト 鈴木より、Amazon EKS Hybrid Nodes の活用方法についてご紹介しました。近年、Kubernetes はコンテナオーケストレーターのデファクトスタンダードとして重要な存在になっています。そのため、クラウドやオンプレ、エッジなど様々な環境で Kubernetes クラスターを構築および運用することも増えてきています。しかし、その際に課題になるのが各環境に点在する Kubernetes クラスターの運用管理の負荷になります。2024 年にリリースされた Amazon EKS Hybrid Nodes を活用することで、Amazon EKS のメリットを活かしつつ、ハイブリッド環境での Kubernetes 運用体験を統一できます。ハイブリッド環境における Kubernetes クラスターの運用に課題を感じている方は、ぜひ資料をご確認ください。

Amazon EKS におけるプラットフォームエンジニアリングの実践

AWS ソリューションアーキテクト 後藤 健汰
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AWS ソリューションアーキテクト 後藤より、Amazon EKS におけるプラットフォームエンジニアリングの実践手法についてご紹介しました。ビジネスの拡大やサービスの増加に伴う開発組織の急速な規模拡大により、組織には様々な課題が生じます。そのような状況下で、開発者体験や生産性を向上させ、ビジネス価値の創出を加速することを目的とした「プラットフォームエンジニアリング」というアプローチが、近年注目を集めています。また多くの企業が Amazon EKS で内部開発者プラットフォームを構築・運用しており、開発生産性の向上に寄与しています。全ての組織の要件に合致するプラットフォームというものは存在しませんが、Amazon EKS や AWS を活用することで、さまざまなプラットフォームアーキテクチャを実現できます。本セッションでは、Amazon EKS を活用したプラットフォームアーキテクチャパターンについて解説しています。プラットフォームエンジニアリングに興味のある方は、ぜひ資料をご確認ください。

おわりに

本セミナーにご参加いただいた皆様、改めてありがとうございました。今後も様々な切り口からのセミナーを企画してまいりますので、みなさまのご登録をお待ちしております。