AWS Transform for mainframe の一般提供を開始
re: Invent 2024 で「メインフレーム向けの Amazon Q Developer 変換機能」としてプレビューされていた AWS Transform for mainframe の一般提供が開始されました。AWS Transform は、メインフレームアプリケーションを大規模にモダナイズするための初のエージェント型 AI サービスです。このサービスでは、これまで数年かかっていた IBM z/OS アプリケーションのモダナイゼーションが数か月に短縮されます。
19 年にわたる AWS の経験を活用した専用の AI エージェントによって、初期分析と計画から、コードのドキュメント化とリファクタリングまで、変換プロセス全体が効率化されます。これにより、モダナイゼーションの迅速化、リスクの低減とコストの削減、クラウドにおける成果向上を実現できるようになります。
このリリースでは、いくつかの重要な新機能が導入されています。強化された分析機能により、チームはコードベース全体にわたって、サイクロマティック複雑度、同音異義語、重複 ID を特定できるようになりました。また、ファイルを分類するための新しいエクスポート/インポート機能や、UI 上でファイルを比較表示できる機能も用意されています。ドキュメント生成機能では、生成されたドキュメントを照会するために AI を活用したチャットを利用できるほか、大規模なコードベースのパフォーマンスや復旧機能が向上しています。
チームは改善された分解機能を使用して、依存関係やドメイン作成を管理できます。また、新しいデプロイテンプレートを使用することで、モダナイズされたアプリケーションの環境設定を効率的に行えます。このサービスには柔軟なジョブ管理も導入されているため、チームは再実行時に目標を変更したり、特定の変換ステップに集中したりすることができます。
AWS Transform for mainframe は、米国東部 (バージニア北部) と欧州 (フランクフルト) の AWS リージョンでご利用いただけます。
詳細については、ブログ記事をご覧になるか、近日開催のリリースに関するオンラインセミナーに登録してください。AWS Transform ウェブエクスペリエンスを開始することもできます。