Amazon Nova が Converse API の ToolChoice のオプションを拡充

投稿日: 2025年3月19日

Amazon Nova は、Converse API の拡充された ToolChoice パラメータオプションのサポートを開始しました。これにより、デベロッパーはモデルとツールのやり取りを制御しやすくなりました。現在、デベロッパーは、複数のターンにわたる会話を維持するためのカスタマイズされたチャットボットなど、洗練された会話型アプリケーションを作成するために Converse API を使用しています。今回の更新により、Nova では既存の "Auto" モードに加えて、"Any" モードと "Tool" モードのサポートが追加され、デベロッパーは 3 つの異なるモードをすべて使用できるようになりました。

  • Auto では、ツールを呼び出すかテキストを生成するかといったツールの選択を完全に Nova の裁量に任せます。Auto は、チャットボットやアシスタントなど、ユーザーに詳細情報を求める必要がある場合に役立ち、現在のデフォルトモードとなっています。
  • Any では、指定したツールのリストから少なくとも 1 つのツール呼び出しを返すように Nova に指示し、どのツールを使用するかは Nova に選択させます。Any は、マシン間のやり取りで、ダウンストリームのコンポーネントが自然言語を理解できない場合でもスキーマ表現を解析できる可能性がある場合に特に役立ちます。
  • Tool では、Nova が特定のツールを返すようにデベロッパーがリクエストできます。Tool は、戻り値の型が目的の出力スキーマとなるようなツールを使用して、構造化された出力を強制する場合に特に役立ちます。

Amazon Nova の Converse API における拡張された ToolChoice パラメータのサポートについては、Amazon Nova ユーザーガイドを参照してください。Amazon Nova 基盤モデルの詳細については、Amazon Nova 製品ページを参照してください。Amazon Bedrock の Amazon Nova 基盤モデルは、Amazon Bedrock コンソールから使用を開始できます。